Freegun Snowscoot Tour - Epreuve 6 – Praloup 27 Mars
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今から9か月前の2016年3月27日に行われたフランス選手権第6戦PRALOUPの続きをお伝えします。
レース二日目はダウンヒル。
ダウンヒルコースはトップから中腹までの約1500m。
スタート地点から。
コース中盤のステップアップキッカー。
進入速度が半端じゃない!
ステップキッカー後の不整地ダウンヒル。
上の赤いネットがあるところから、下のブルーラインが引いてあるところまでフルサスは直滑降。
リジットは途中から・・直滑降。
ゴール手前のテーブルトップ。
2連ウェーブ→テーブルトップ→テーブルトップ。
進入速度を間違えるとフラット落ちの可能性大。
ゴールラインから。
そんな訳でこんなコースで始まりました。
かなり攻め込んでる‥!?コースなので、帰りのことと次年度のことを考えて安全第一で降りてきました。
このレースで何かあると‥!?今月下旬の世界選手権へ参加できなくなる可能性大(間違いなく)だったので・・。
ゴール手間のテーブルトップ2つはバックサイドへピッタリ合わせてゴール付近で見ていた他ライダーから拍手喝采。
自分のことを飛ばない人と思っている方多いですが、ここ一発の勝負時は全開(コソ練の時も)で飛んでます。
結果は安全第一で降りてきたので海外レースワーストの10位。
この上位3名は安定した速さ‼
ここからは表彰式です。
女子は世界最速の女性ライダーCharlotte Carroueeが優勝。
ダウンヒル表彰。
2015-2016フランス選手権ダウンヒル総合の表彰。
わたくしNaohiro Takamatsuは6位…
フリースタイルでバックフリップを決めていた14歳のライダーも表彰。
フリースタイルはTEAMSNOWSCOOTPRALOUPが1位から3位までを独占。
そして表彰式が終わると。
全員で記念撮影をして大会終了。
これは次の日の地元新聞で大会の様子が掲載されていました。
やっぱり向こうのライダーたちも「世間にSNOWSCOOTを知ってもらう」ということを大事にしているようです。
そんな訳で「来年また会おう」と挨拶してPRALOUPスキー場を後にしました。
帰り道。
マルセイユ空港まで約200㎞。
高速道路を約150㎞走行。
帰り道はシーズンが無事に終わったことに安堵しながら来シーズンのことを考えていましたが、やっぱり海外レースはその国の環境にとことん慣れないと駄目だなと思いました。
同じ人間なんでやることは一緒だけどね。
でもこの2015-2016シーズンの2回に渡る単独フランス遠征でレース進行など様々なことが良く分かったので、今週21日(土)に出発する世界選手権は昨シーズンまでの非日常的な感じでの出発ではなく、自分にとって日常的なことになっています。
2014年の世界選手権の時に宮川洋平さんから「何でも経験だよSONO‼」と言われたことが今になって良く分かります。
さてこれからこのブログの海外遠征レポートを見て単独でフランス遠征してみたい‼と思っている人に気を付けてほしいポイントの一つがこの高速の料金所。
現金払いの場合はかならず「t」へ入ること。
2014-2015シーズンのフランス遠征でカードマークの方へ入ってしまい右往左往したことがあったので‥。
高速料金は日本と比べて少し安い程度。
反省等々をしながら走ること約2時間。
この日の到着地マルセイユが近づいてきました。
当日の飛行機は無いのでマルセイユ空港近くのコンフォートホテルで一泊。
予想以上に綺麗なホテル(一泊約7000円)で良かったです。
次回マルセイユ空港を使うときはここかな。
この時は夕食にビールをサービスしてくれました。
今は飲まなくなったビールが懐かしい。
疲れていたのか一杯のビールでヘロヘロになり就寝。
次の日3月28日(月)は日本へ向けて出発。
レンタカーにガソリンを入れて返却するのですが、給油口を開けるレバーが見つからず30分悩む。
ネットでも調べましたがヒットせず・・。
給油口を見ていてひょっとしてと思い給油口を押してみると・・。
開いた‼
向こうはディーゼル車が多く、今回のルノーメガーヌもディーゼル。
トルクがあってとても走りやすい車でした。
高速道路での安定感は最高。
そしてAVISレンタカーへ無事に車を返却。
特にチェックされることもなくキーだけ返して終わり。
マルセイユ空港。
ここのカウンターでは手荷物の重量のことは何も言われませんでした。
帰りもパリシャルルドゴール空港経由。
パリまで1時間半。
広い空港なので20分以上歩きます。
乗り継ぎの搭乗口が分からない場合は係員へチケットを見せればすぐに教えてくれます。
搭乗口を確認してから食事。
簡単な弁当にデザートとビール。
これで19.7€。
日本円で約2400円。
最初向こうに行くと外食の値段の高さに吃驚すると思います。
乗り継ぎまで5時間待ってようやく搭乗。
帰りは偏西風に乗ってくるので約11時間半のフライト。
この時はエコノミークラスで搭乗券を買っていたんだけど、搭乗口でなぜかプレミアムエコノミーに変更してくれました。
長時間の移動で席が広いと疲労が全然違います。
エコノミークラスで席が広いのはJAL。
ヨーロッパ(西)から日本(東)へ飛ぶ場合は夕方に到着する便で帰ってきた方が時差の調整は楽だと思います。
早朝に到着する便だと日中寝ないように我慢するのが辛いです。
これを失敗すると時差ぼけで大変なことになる‼
日本に無事到着。
スクートは到着ロビーから宅急便で自宅まで発送。
東京駅から盛岡までは新幹線。
終点が盛岡駅ではなくなったので、必死に眠さを我慢しながら乗車。
その後無事に帰宅!
そんな訳で昨シーズンのフランス選手権第6戦の様子をこんな時期になってしまいましたがお伝えしました。
ヨーロッパのライダーの皆さん大変お世話になりました‼
今週21日(土)にはフランスIsola2000で開催される世界選手権へ出発します。
また現地からのレポートをUPする予定ですのでよろしくお願いします。